■コーヒー>コーヒーの起源![]() |
コーヒーの起源はアビシニア(現在のエチオピア)、または中部アフリカのあたりともいわれています。 発見の歴史については諸説もありますが、以下の二説が有名です。 |
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発見伝説・1 ~アラビア~ イエメンの僧オマール発見説 領主の誤解によって町を追放され、山中を彷徨っていたイスラム教の僧侶オマールは、鳥が啄ばんでいた赤い実を口にしたところ、疲労がサッと消えて気分が爽快になった。 その頃、町では病気が猛威をふるって人々を苦しめていた。 領主はオマールに助けを求めたところ、オマールがこの赤い実の煮汁を人々に与えると、あっという間に病から回復した。 この町とは、後にコーヒーの積出港になり、コーヒー豆の名前としても有名な『モカ』の町。 オマールはこの地名に因んで『モカの守護聖人』と呼ばれた。 |
発見伝説・2 ~エチオピア~ 山羊飼いの少年カルディ発見説 山羊飼いの少年カルディは、山羊が原野の名も知らぬある木の実を食べると非常に興奮して夜も眠らずに騒ぐことに気ずき、自分もこの木の実を食べてみたところ、全身に活力が漲ってくることを知りました。 少年はこの奇跡をイスラム教の修道士に伝え、修道士の間で睡魔に打ち勝つ秘薬として広まった。 |